vol.5:耐食鋼・耐熱鋼特集

メルマガ:都ステンレス 技術ニュース Vol.5

2022年3月23日配信


 

耐食鋼・耐熱鋼特集

最適な材質選定が出来るヒントをお届け致します。

   
   

都ステンレス工業株式会社の小森谷です。

 

突然ですが、 耐食鋼・耐熱鋼の選定 において、このようなお悩みございませんか?

 

☑ 耐食鋼・耐熱鋼はメーカーごとに相当品があるが、どれを選定したらいいんだろう。

☑ 各合金の特徴を抑えたいけど、多すぎてどれがいいか分からない。

☑ 適切な材質を選定して、コストダウンしたい。

 

 

耐食鋼・耐熱鋼の選定は対象となる雰囲気だけでなく、こうした条件をよく見定めて慎重に判断する必要があります。

 

そこで今回は耐食鋼・耐熱鋼の選定に関する 3つの技術情報をご紹介いたします! 

 

機器設計の材料選定時に市場流通性に応じて相当品を活用することで、短納期やコストダウンの実現が可能となります。是非、下記よりご覧ください!

   

① 耐食鋼・耐熱鋼 相当品一覧表

     

耐食鋼・耐熱鋼は様々なメーカーによって取り扱われており、材料によってはメーカーごとに相当品が存在します。下記にて、各種相当品を一覧表としてまとめております。

② 耐食鋼・耐熱鋼 の選定(各合金の特徴) 

     
   

耐食鋼や耐熱鋼の選定を行う場合、たとえある雰囲気に優れているとされる材料であっても、温度や濃度などの運転条件、隙間の有無や製品形状、不純物の混入や雰囲気特性の変化、さらには外部応力や残留応力の程度によって、その耐食性や強度が大きく変化する場合があります。下記にて、各種材料の特徴をまとめております。

③ ニッケル及びニッケル合金に用いる溶接材料 

     
   

事前の腐食試験や文献による調査を重ね最適と思われる合金にたどりついても、対象物が溶接構造物、特に圧力容器や配管であるならば、その溶接設計を十分検討することに加え、使用する溶接材料についても慎重に選定しなくてはなりません。 下記に、各メーカーが製造している溶接材料と適用する母材の例をまとめております。

   
     

今月のコラム

「抜き打ち検査」について

     

今話題の女子スキージャンプ選手のスーツの規定違反問題。「抜打ち検査」で判明したようですが、これは「事前予告せぬ抜取検査」であると言えます。工業製品では、仮に不合格品が出たらさらに多くの抜取りを行いそのすべてが合格しなくてはなりません。再検査で一つでも不合格が出たら「ロットアウト」として全数再検査となるのです。しかし報道によれば…

   
     

当社では、チタン・ハステロイ等の耐食鋼、インコネル・ニッケル合金等の耐熱鋼をはじめとした特殊鋼・高機能金属の板金加工・機械加工を得意としております。お客様のご要望・製品仕様に合わせた最適な材料選定、加工方法をご提案させていただきますので、ぜひ一度当社にご相談下さい。

     

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