板巻き溶接パイプの試験・検査

 次に板巻き溶接パイプの検査に用いられる試験についてご説明します。

浸透探傷試験

 浸透探傷試験は、原則として溶接部全線外表面について行います。特にご指定がない場合は、水洗性の染色浸透探傷法を用います。
 浸透探傷試験については↓もご参照ください。

浸透探傷試験(PT)について考える

放射線透過試験

 お客様のご要求がある場合に行います。放射線透過試験は、試験方法や判定基準などが細かく規定されているので、まずは準拠規格をご指示いただくことになります。
 放射線透過試験試験については↓もご参照ください。

放射線透過試験(RT)の準備をしよう

耐圧(水圧)試験・気密試験

 原則として行いません。どうしても必要となる場合は、閉止方法など一連の作業についてご提案の上、あらかじめご了承を得ることとなります。

その他の試験

 都ステンレス工業が製作する板巻き溶接パイプは下記の試験は原則として行いません。特別に実施する必要がある場合は別途ご相談ください。 

拡管試験・偏平試験・継手引張試験

 また、下記の試験は製品ならびに材質の特性上対応致しかねます。

渦流探傷試験・超音波探傷試験

 

板巻き溶接パイプを作る(その3)〜仕上げと追加工

板巻き溶接パイプと類似規格の違い