耐食鋼・耐熱鋼加工.comによくある質問

Q – よくあるご質問

ニッケル合金の溶接はなぜ難しいのですか?

A – 耐食鋼・耐熱鋼加工.comからの回答

 ニッケル合金は、オーステナイト系ステンレス鋼と同様の凝固組織をしています。オーステナイト系ステンレス鋼の場合、高温割れ防止のため凝固組織の中に少量のフェライトを含有しています。しかし、ニッケル合金の場合、このような操作がなく、高温割れが生じやすい傾向があります。

 ステンレス溶接の場合、一般的に加入熱で溶接する場合が多いです。そのため、加入熱は強くても結構です。一方、ニッケル合金の場合、適正な加入熱をしなければならず、絶妙な調節が非常に難しい。また、ニッケル合金は機能性合金のため、適切な加入熱で処理されなければ、本来の機能が発揮されなくなります。過度な加入熱であれば、溶接割れが生じます。加入熱不足であれば、溶融不良(溶け込み不足)になります。つまり、適切な加入熱を射抜かなければなりません。溶接の不具合は、腐食性の低下、溶接後の割れに繋がります。

 耐食鋼・耐熱鋼加工.comを運営している都ステンレス工業株式会社では、ニッケル合金の溶接に対する製品事例が多く存在します。以下を参照ください。

https://www.taishokukou-tainetsukou-kakou.com/product

 ニッケル合金の溶接に関して、何か不明点がありましたら、耐食鋼・耐熱鋼加工.comにお問い合わせください。