SUS304 線材熱処理マッフルヘッダー部

名称SUS304 線材熱処理マッフルヘッダー部
用途金属線材(針金)熱処理用マッフルの一部
材質SUS304
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溶接TIG溶接
寸法内径11mmx8連
精度±2
特徴線材熱処理用のヘッダー部

金属の熱処理に使用される連続炉には様々なタイプがあります。

この事例は針金状の線材製造過程で熱処理を連続的に行う炉の雰囲気導入部になります。掲載している写真は完成すると見えなくなる部分なので、制作過程を撮影しています。

実際の使用時には、この8連装のパイプそれぞれに線材が通り片側に素材を巻いたものを置いて反対側から巻き取りながら連続的に熱処理を加える装置となります。

この「ヘッダー部」は加熱処理部でなく、雰囲気導入部の為に温度がさほど高くない為にSUS304となっており、後から接合される加熱処理部分はSUS310Sが採用されています。ヘッダー部は溶接つなぎが多い部分になりますので、この状態で一度溶接欠陥の有無を確認してから次工程で組み立てていきます。既製品の溶接継手類を溶接する際にもバックシールドガスを施して裏波溶接を行い、信頼性の高い製品として仕上げていきます。

連続炉やバッチ炉の製造においても弊社では多くの実績を持ち、長期の使用に耐えるマッフルやレトルト等を送りだしております。

こういった炉製品の金属マッフル部等につきましても耐食鋼・耐熱鋼加工.comを是非ご利用ください!