SUS304 ステライト肉盛配管

名称SUS304 ステライト肉盛配管
用途配管中の摺動部部品
材質SUS304
肉盛部 ステライトNo.6B
溶接TIG溶接
寸法φ165.2㎜×200㎜
精度±1㎜
特徴摺動面の耐摩耗性向上のために、ステライト肉盛加工を施している。

 こちらの製品は、SUS304の配管・フランジに対してステライトの肉盛り加工を施したものです。この面は一般にボールバルブのあたり面・摺動面で使用される加工であり、肉盛りの厚さとしては最も厚い部分で7㎜の厚さとなっています。

 一般的にステライト肉盛り加工というと、厚みのあるフランジ面に溶接を行い、分厚く肉盛溶接を行った後に機械加工により精度だしを行います。今回も写真の部分が摩擦面となるので、摺動部分の耐摩耗性を保つために、SUS304 に対して肉盛り溶接加工を施し、加工を行っています。しかし、フランジ面が薄く、摺動部を保護する目的で肉盛り加工を施しているので、すこし特殊な加工事例です。

 耐食鋼・耐熱鋼加工.comを運営する都ステンレス工業では、こうしたSUS304などのステンレス鋼に対するステライト肉盛加工なども行っています。化学や薬品プラント全般で使用される機器の配管・バルブの溶接・加工なら、都ステンレス工業にお任せください。