必要箇所のみハステロイで製造してコストダウンを行う

Before

腐食性の高い化学液や薬液などを取り扱うタンクのフタなどの製缶板金加工製品を製造する際に、耐食性に優れたハステロイにて無垢材(ソリッド)のフタの製造をします。ハステロイを使用すると、耐食性には優れていますが、材料費が高くなりので、製造コストが高くなります。

コストダウン事例

After

実際に接液するフタの内側のみに耐食性に優れるハステロイを使用することで母材量を削減でき、コストダウン可能となります。当事例では、フタの内側の接液部は耐食性に優れたハステロイで製造し、接液しないジャケット部はステンレスで製造しました。ジャケットをステンレスで製造したことによって、ハステロイの投入母材量削減につながり、コスト削減が可能となります。

POINT

上記のように製品が複数のパーツから構成される場合、パーツごとに母材の選定を行うことでコストダウンを実現することができます。耐食材を選定する場合には、選定の基準として使用される溶液に対して十分耐えうる耐食性を持っているかが最重要項目として挙げられます。そして、基準に沿って適切な材料を選定することでコスト削減になります。