必要箇所のみハステロイで製造してコストダウンを行う

Before

配管のフランジ接合部や容器のフタ板など、パッキンを入れて密着を行う部分は無垢材(ソリッド)を使うと材料費がかさむ上、ハステロイC276やハステロイC22などの高機能材料であれば機械加工費も加工時間もかかります。また、機械加工にて切削を行うと多くのロス材が発生するので、歩留りも悪くなってしまいます。

コストダウン事例

After

ハステロイC276やハステロイC22などの高機能材料をフランジやフタ板などで使用する場合、ルーズフランジを材料価格の安い鉄やステンレス製にしてラップジョイントを高機能材料で製作したり、芯材にステンレスを用いて密着部のみ高機能材料を面張り溶接加工した後に機械加工仕上げすることで、材料単価の高い高機能材の使用を抑え、大幅なコストダウンが可能となります。

POINT

ハステロイなどの高機能材料のように単価の高い材料は、無垢材(ソリッド)として用いるのではなく、必要な箇所に必要な分だけ使用することがポイントとなります。上記のように、ラップジョイントや密着部などの実際に接液する部分のみにハステロイなどの高機能材料を使用することができるよう、設計段階から工夫することが必要です。